LVMI 計算機
拡張末期のすべての線形計測(MモードまたはMD-2Dガイド)
ASE/EACVI分類による算出値
LVMIを計算するために計測値を入力してください
Real-time Echocardiographic Geometry Visualizer
左室心筋重量係数(LVMI)とは?
左室心筋重量係数(LVMI)は、左室心筋重量(LVM)を体表面積(BSA)で標準化した指標です。単位はg/m²で、左室肥大(LVH)の診断に使用されます。
Clinical Role: Measures the thickness of the muscular wall separating the left and right ventricles at end-diastole.
Normal Range: 6 – 10 mm (Female) | 6 – 10 mm (Male).
Hypertrophy Impact: Values > 11 mm indicate septal thickening, commonly triggered by arterial hypertension or aortic stenosis pressure overload.
循環器内科医は高血圧や心不全患者の心血管リスク評価にLVMIを用います。
体格差の影響を排除するため、BSAによる補正が臨床的に不可欠です。
米国心エコー図学会(ASE)および欧州心血管イメージング学会(EACVI)が標準参照値を策定しています。
LVMI参照チャート
ASE/EACVIガイドラインに基づく重症度分類表です。
Healthy heart dimensions with normal mass and balanced wall thickness.
Thickened heart wall relative to cavity size, but total cardiac mass is still normal.
Significantly increased muscle mass with thickened walls; typical of severe hypertension.
Dilated heart chamber with high total muscle mass; typical of volume overload or regurgitation.
| 分類 | 男性 (g/m²) | 女性 (g/m²) | 臨床的意義 |
|---|---|---|---|
| 正常 | 49 – 115 | 43 – 95 | 左室肥大を認めない |
| 軽度異常 | 116 – 131 | 96 – 108 | 軽度の左室肥大 |
| 中等度異常 | 132 – 148 | 109 – 121 | 中等度の左室肥大 |
| 高度異常 | ≥ 149 | ≥ 122 | 高度の左室肥大 |
男女間の正常な解剖学的差により基準値が分かれています。
相対的壁厚(RWT)と組み合わせて左室形態を分類します。
LVMI計算式
Devereux式による心筋重量計算とBSA補正から構成されます。
Derived by Dr. Richard B. Devereux using regression analysis comparing echocardiographic linear measurements against actual post-mortem heart weights.
The 0.8 factor corrects for overestimation inherent in assuming the left ventricle is a perfect prolate ellipsoid shape.
ステップ1: 左室心筋重量(LVM)の算出
拡張末期における心エコー直線計測値を使用します:
LVM (g) = 0.8 × { 1.04 × [ (IVSd + LVIDd + PWd)³ − LVIDd³ ] } + 0.6 1.04は心筋組織の比重(g/cm³)、0.8および0.6は幾何学的補正定数です。
ステップ2: LVMIの算出
LVMをBSAで除します:
LVMI (g/m²) = LVM (g) ÷ BSA (m²) 体表面積(BSA)計算(Mosteller式)
身長と体重からBSAを算出します:
BSA (m²) = √[ Height (cm) × Weight (kg) ÷ 3600 ] 成人男性・女性の標準BSAは1.5〜2.2 m²です。
LVMI電卓の公式
ASE推奨の修正Devereux 3乗公式を採用しています。
拡張末期にMモードまたは2Dガイド下で計測を行います。
計算手順
- 計測値をmmからcmに変換(10で割る)
- 全外径を3乗: (IVSd + LVIDd + PWd)³
- 内径を3乗: LVIDd³
- 差を計算: (IVSd + LVIDd + PWd)³ − LVIDd³
- 1.04を乗算(心筋比重)
- 0.8を乗算し0.6を加算
- LVM (g) を BSA (m²) で除算し LVMI (g/m²) を算出
相対的壁厚(RWT)公式
RWT = (2 × PWd) ÷ LVIDd
RWT = (2 × PWd) ÷ LVIDd RWT ≤ 0.42が正常値です。
LVMI数値の意味
体表面積で補正された左室質量を表すg/m²単位の数値です。
結果の解釈
性別基準値と比較します:
- 男性正常値: 49 – 115 g/m²
- 女性正常値: 43 – 95 g/m²
基準値を超える場合は左室肥大を示唆します。
LVMI上昇がみられる疾患
主な疾患:
- 高血圧症
- 大動脈弁狭窄症
- 大動脈弁閉鎖不全症
- 慢性腎臓病
- スポーツ心
高LVMIは心血管イベントの独立した予後予測因子です。
LVMI基準範囲
ASE/EACVIコンセンサスガイドラインによるカットオフ値です。
LVMI is within normal limits. No evidence of left ventricular hypertrophy. Standard follow-up recommended.
正常範囲
- 男性: 49 – 115 g/m²
- 女性: 43 – 95 g/m²
異常範囲
| 重症度 | 男性 (g/m²) | 女性 (g/m²) |
|---|---|---|
| 軽度異常 | 116 – 131 | 96 – 108 |
| 中等度異常 | 132 – 148 | 109 – 121 |
| 高度異常 | ≥ 149 | ≥ 122 |
国際的標準ガイドラインに基づく基準値です。
計測パラメータ
5つの入力値(3つのエコー計測値、性別、BSA)が必要です。
計測の正確性
3乗計算を含むため、1〜2 mmの測定誤差が質量計算に10〜20%の影響を与えます。
9種類のサブ計算機
特定の臨床状況に対応した専門計算バリエーション。
MDCalc
直接BSA入力と完全な重症度分類を備えた標準ツール。
ツールを開く →指数 2.7
肥満患者における正確なLVH検出のための身長²·⁷インデックス法。
ツールを開く →カナダ基準
カナダのエコーラボ基準に準拠したLVMI計算機。
ツールを開く →エコーモード
ガイドラインに準拠した閾値で計測技術を選択。
ツールを開く →パラメータツール
臨床ステータスバッジ付きインタラクティブパラメータ検証。
ツールを開く →小児科
1〜17歳の小児専用基準範囲とパーセンタイル。
ツールを開く →BSAインデックス
BSA計算とLV質量インデックス専用計算機。
ツールを開く →オムニ計算機
オールインワン包括的心臓質量分析計算機。
ツールを開く →RWT計算機
壁対内腔比と求心性リモデリング評価ツール。
ツールを開く →よくある質問
拡張末期の3つの計測値(IVSd、LVIDd、PWd)からDevereux式を用いて左室心筋重量(LVM)を算出し、体表面積(BSA)で除して求めます。
Devereux式: LVM (g) = 0.8 × { 1.04 × [(IVSd + LVIDd + PWd)³ − LVIDd³] } + 0.6.
ASE/EACVIガイドラインに基づく正常範囲は、男性で49〜115 g/m²、女性で43〜95 g/m²です。